2022年7月13日水曜日

ベーシックインカム実現に向けて


参議院選挙も終わり、次は今後の国政の動向が気になります。
憲法改正が注目が集まりますが、個人的にはベーシックインカム論議を実現してほしいと強く思っています。

ベーシックインカムについて

イギリスの思想家トマス・ペインは「貧困は、文明生活によって作り出された」と考え。
当初、人類共有財産である土地を所有する者としない者の格差を解消するため土地所有者に課税しその財源で生活の糧になるよう皆に配分するという考えでした。

ここでは共有(シェア)すべきものとして土地でありますが、広く捉え国家や企業なども共有物であると考えるなら、そこからの配当としてのベーシックインカムは観念としては十分合理的であると思います。

BIは個人と国家が対等になれる仕組みではないか。基本理念はある意味株主に近い考え方?として理解すれば良いのかなー。

ベーシックインカムには
①個人単位での給付 ②無条件給付 ③定期的な給付
という3つの原則があります。

そこには余計な区別的ではなく個人単位で平等な権利として確立されています。
”国家からの配当”と捉えれば、現制度下の社会保障制度と違い、至極当然に何のためらいもなく受け取ることができ、「お上からいただく」なんて思わなくて良いですね。

マズローの欲求5段階説とBI

ベーシックインカムでよく問題になるのが、「怠惰になる(働かなくなる)のではないか」という問題です。
もちろん現状のままいきなり導入すればそれは否めないかもしれません。
でも、社会をベーシックインカム前提でシステムを組み上げれば、人は何らかの行動を起こすものだと考えます。

人間の欲求を整理したマズローの5段階欲求があります。これが「怠惰になる」というベーシックインカム最大の欠点を解決してくれる鍵ではないでしょうか。

マズローの5段階欲求

基盤となる生理的欲求が満たされれば、次々と上位の欲求が湧き上がってくる。
そこには働いて社会に貢献するということも含まれてくると思われ、貢献するにはどうすれば良いのかということも追求することになります。それが仕事であれ、ボランティア的なことであれ何らかの活動をするので怠惰にはならないと考えます。

現に私をはじめ多くのFIREを達成した方は勤め人ではないですが、それぞれ自己実現に向かって行動しておりそれが社会貢献につながれば幸福度を高めることになっているのではないでしょうか。
そして最終段階である自己実現に向かうものだと信じたいですね。

さいごに〜キッシーよろしく〜

議論すらされていないBI、試験的にでも良いの是非実現に向けたアクションを起こしてくださいキッシー。→検討します!

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