2021年2月25日木曜日

【参考】失業保険受給手続きフローと雑感


私は昨年6月に会社員を辞し、晴れて?リタイアメントしましたが、会社員を辞めると”自由人”になりますが、世間的には”失業者”になります。

一時的か永続的かは別にして、長年雇用保険に加入していたのでその恩恵に預かりましょう。何も遠慮することはありません。
私のような自発的失業の場合、会社負担分を含め支払った保険料の半分程度しか戻ってきませんから...

失業保険の手続きフロー

退職願(届)提出(退職前1ヶ月~2ヶ月前までに会社に提出)
退職
離職票を受け取る
↓(※雇用保険被保険者証は雇用保険加入の証明書で失業保険申請時には不要)
ハローワークで失業認定(離職票、求職票提出)
↓7日間の待機期間(何かよくわからない期間)
雇用保険受給説明会(今はコロナでオンラインや省略されているケースもある)
↓3ヶ月給付制限期間(給付を待ち切れず就職させる期間)
失業認定日(28日間隔)
↓1週間以内に手当の振込み
失業認定日(28日間隔)

以下同じサイクル

ざっくりこんな感じの受給の流れです。もっと詳しくお知りになりたければお近くのハローワークのHPをご参照ください。(特に失業中のアルバイトに関することは細かいのでよくお調べください)

特に注意すべき点は、認定日にハローワークで失業認定を受けないと、まるまる4週間流れることになるので忘れないようにしましょう。

求職活動実績

失業認定を受けるには求職活動をしないといけません。いわゆる実績づくりです。
毎回最低2回以上の求職活動実績を失業認定申告書に記載しないといけません。
でもそんなに大したことでも無かったです。

求職活動として認められるものは以下のようになります。

・雇用保険受給説明会(初回のみ)
・ハローワークで就職相談をする(※認定日前日までに済ませる)
・ハローワークや行政、事業者が開催する各種セミナーに参加する
・各種国家試験や検定などの資格試験の受験
・職業訓練校に応募する

私は最初の頃ハローワーク相談で実績を作っていたのですが、しばらくして転職エージェントに登録しWEB求職応募で実績をつくることに切り替えました。そちらの方が効率的だと分かったからです。
WEB求職実績はなんの問題もなく求職活動として認められます。(最初からそうすればよかった思いました)

こんなことにも実績がものを言うんですね。高い保険料を払い続けてきたのだから、何も言わずに失業認定だけで失業手当をいただけたらいいのにと私は思いました。
そうすればハローワークの人員なんてそんなに要らないし、手続自体もネットで完結出来るのではと感じます。

ハローワーク全般について

失業手当の業務代行行政機関ですが、求人もたくさんあります。怪しげなものも多くその質という意味ではなんとも言えません。

上でもも触れましたが、もっと効率的に失業手当が支給されるようにしてもらいたいです。
また求人に関しては民間に完全にまかせてもよいのではないでしょうか。
未だに紙の履歴書を作って応募するのもどうかなと思いますし...

あと、ハローワークの求人を見ていて思ったことは、見せかけの求人や最低賃金ぎりぎりの求人が多いなと感じます。見せかけの求人とは年齢制限を設けない求人です。
実際応募すると何理由もなく落ちます。おそらく年齢が原因なのでしょう。
この点に関しては昔のように何歳以下の方しか応募できませんと記載してほしいですね。

年令による差別的なことを辞めさせる行政指導だと思いますが、結局求人企業は若い人が欲しいですし、それはまあ当たり前のことです。
無駄に多くの求人数が上乗せされているとしか思えませんね。

働く世代がどんどん減っていく未来が決まっています。最低賃金に関しては全国統一にして欲しいですし、金額も1000円/h程度にする必要がありますね。
人件費がかかったらモノやサービスの値段を上げて、本物のインフレを起これば経済が良い方向に進んでいくような気がしてなりません。

ハローワークで唯一これはいいな感じたものもありました。
職業訓練に関しては授業料は無料で受けることができます。種類もいろいろあり、福祉関係講座やWEBクリエイター講座などもあり、年齢の若い人は、格安でその関係の仕事につく際の基礎知識を身につけることができるのでありがたいのではと思います。
いつからこのような厚遇なものができたのか、私が若い頃は無かったような気がします。
特定分野の職業技術・知識を身につけたい方はおすすめですね。

以上、私のハローワークリアル体験記でした。
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