2022年5月7日土曜日

今回だけは違う!?-過剰性流動相場終焉(除く日本)のゆくえ-

米国株中心に世界の株式市場マーケットは大荒れになっています。 
NASDAQの5%安なんてあまりみたことないですよね。コロナショックやリーマンショック以来かな~。レバナス民の方ご愁傷様です。

今回の株式市場の波乱は「今回だけは違う」ことなのか

なんとも言えません。もしかしたら「今回だけは違う」かもしれないし、世間がたいそう騒ぎ出したときが底かもしれないし、マーケット氏のご機嫌はわかりません。
現時点で言えるのは、コロナショックからの過剰性流動相場は一旦終了したということかな。昨年11月に一旦中期的な天上をつけましたなあ(残念...)

確実に言えることは嵐はかならず止むということ。GAMAN、GAMAN。長期投資はガマンというチケット代(高額すぎる!)を買ってマーケット劇場に参加しているのですから。

下落が酷いNASDAQのマーケット調整局面をデータでみる


NASDAQ長期チャート(1973年~)

・今回(仮名:世界インフレ・テーパリングショック)現在進行中

直近高値 2021/11/19 16057P 安値 2022/5/7 12144P
ドローダウン 24.4% 下落期間 約6ヶ月 高値更新まで約???ヶ月

・コロナショック局面

直近高値 2020/2/19 9817P 安値 2020/3/23 6860P
ドローダウン 30.1% 下落期間 約1ヶ月 高値更新まで約2ヶ月あまり

・サブプライムローンショック(リーマンショック)局面

直近高値 2007/10/31 2859P 安値 2009/3/9 1268P
ドローダウン 55.6% 下落期間 約17ヶ月 高値更新まで約3年と4ヶ月

・ITバブル崩壊局面

直近高値 2000/10/3 5048P 安値 2002/10/9 1114P
ドローダウン 77.9% 下落期間 約24ヶ月 高値更新まで約15年と2ヶ月

個人的な感覚はコロナショック位は耐えられるが、ITバブルは恐ろしすぎて耐えられない!!!
(ネットフリックスの直近高値からのドローダウンは76%でITバブル崩壊並みですが...)

今回だけは違う?局面で臆病者がすべき「トーシロ投資」

橘 玲氏の書いた臆病者のための株入門の中にでてくる「トーシロ投資」。
この本で推奨しているのは経済学的にもっとも正しい投資法で、世界の時価総額に投資しているファンドに投資を続けるということです。

具体的には、日々のマーケットの動きは気にせず、VTやオルカンなど旗艦として愚直に保有し続けるということ。さすれば成長し続ける資本主義マーケットの恩恵を間接的に享受できますよと述べられています。

今更ながらうんうんと。結局はそこにいきつくのかな~
本音は早く調整局面が終了してほしいですが... とほほ。

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