(そんな未来のこと考えてどうなるの?!はなしで...)
サンプルとしてアルゼンチンのインフレ・通貨・株式市場をみる
・アルゼンチンのインフレと通貨の関係
母をたずねて三千里のアルゼンチン。今ではパンパが有名な南米の農業国ですが、かつては先進国と呼ばれた時期もあったようです。
近年、ていうかずーっと強烈なインフレです。それに伴ってか対米ドルでは通貨価値が暴落しています。やはりインフレと通貨価値は強い相関関係がありそう。
アルゼンチンのインフレ率
![]() |
世界のネタ帳より引用
|
![]() |
TRADING ECONOMICSより引用 |
・対ドル/アルゼンチン・ペソ アルゼンチンのインフレと株式市場の関係
アルゼンチンの株式インデックス指数メルバルは2013年ころから中期的に大暴騰!しています。
ここにもインフレと株式市場は強い相関関係があるように思います。
(昨今の農業品価格の上昇と直近の株価は連動していないのは不思議ですが...)
アルゼンチン株式市場・メルバル
![]() |
TRADING ECONOMICSより引用 |
考察まとめ(希望的観測含む)
今回はアルゼンチン例に考えてみましたが、そもそも新興国であり極端な事例かもしれませんが、各要素の相関関係傾向をはかるサンプルとして使えるのではないかと思いました。通貨、株価はいろいろな要因を折り込みながら価格形成していくものですし、通貨安・インフレが即株高にはならないですなあ。
株価上昇にはもっとも基本的な要素である一株利益の増加が伴う必要があります。もちろん通貨価値の下落に伴い、見かけ上の売上、利益、一株利益が増え、それとともに株価に反映されていくものとも言えますが、やはり企業の成長が株価上昇のエンジンになることは既定のこと。
日本も通貨安になっていますが、未だインフレは起こっておらず株価が動いていません。
やはり今回の円安は投機色が色濃いのではないか。本来通貨安がインフレを誘い、金利上昇を伴う必要があると考えられます。でも金利の低い国の通貨は、本来でしたら買われるのが普通ですけどねえ...どうなっているのかな。
私見ですが、日本株は割安さと企業業績の堅調さが見直され、そして適切なインフレを伴い近い将来ジャンプアップするのではと思っています。
(どうしても私、日本株が好きで結論は日本株びいきになっちゃうんです。ホームバイアス狂かな~)
投資は自己責任で。
0 comments:
コメントを投稿