2022年7月20日水曜日

株式の価格変動について


原油を中心にコモディティ価格が下落してコストプッシュインフレ圧に一服感が出てきたような...
でも長期的には商品の値段は上がらざろうえないでしょうね。
世界的人口は今後もしばらくは増加していきますし、何らかの危機は繰り返し訪れてきますし。
お家の庭を畑にするかっ。

株価はどのように決まるのか

一般的に株価の変動はつぎのような要因が考えられる。

株価の変動要因

 ・個別要因(企業業績によるEPSの増減)
・経済的要因(景気・金利・為替などの変動によるもの)
・市場要因(投資家の需給)
・人の心理的要因(マーケット氏のご機嫌)
・アノマリー(理論的根拠があるわけではないが、よく当たる相場での経験則)
・その他(気候変動・自然災害・政策など)

今現在も進行中の世界的な株式の下落要因は、上の主に「経済的要因」と「アノマリー」から波及して複合的に影響し合いながら下落につながっているのではないかな。

企業の業績が停滞して多くの企業業績が悪化するというムードが市場を覆い尽くし、マーケット氏が不機嫌になっている状態。
そして人間の心理的要因で皆が株安になると思うから株式を売却している状況か。

インデックス投資は個別企業EPS値の集合体では?

インデックス投資は市場全体を買う投資になりますので、概ねマーケット氏のご機嫌と付き合うことになりますね。
株価は最終的には企業業績によるEPSの増減に収斂されていく
市場の新陳代謝によって、EPS成長の高い企業が高シェアになることを内包するインデックスファンドは市場の回復とともに上昇に転じていくようできています。(少なくとも今まではそうであった)

米国を含む世界の上場企業が、今回のショックで日本の失われた30年のように長期の停滞に入るか、それともこれを克服してふたたび力強い成長を遂げることになるかはわかりませんが、少なくとも歴史を鑑みれば後者の方になる可能性が高いのではないでしょう。

株価が安くなっている時期、少ない資本でより多くのストックを獲得できることを意味し、発想を転換し資本家サイドの考え方を取り入れることが大切です。

さいごに

トマ・ピケティの21世紀の資本論で述べられている「r>g」は今後も継続していくことでしょう。
最近読んだ「資本の世界史」に、上記は近年起こっている現象ではなく、昔から富は少数の資本家が握っていたことの記載がありました。
お金持ちがさらにお金持ちになるようにできている
資本主義とはそういうものなんでしょう。

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