2022年4月29日金曜日

為替の下駄分を勘案して資産分析してみた



ドル円20年ぶりに130円に

為替の価値算定って難しいですが、私は長期的には購買力平価に価値が収斂していくものと理解しています。これって当たり前の考え方だと思います。

おそらく110円前後がフェアバリューではないかと勝手に理解しています。

PPP購買力平価(国際通貨研究所より)


また、ビッグマック指数が良い例で世界各国で売られているビッグマックの値段を指数化したものがありますね。

世界のビッグマック価格ランキング(2022年2月時点:世界経済のネタ帳より)


外貨のアセットを算定してみた

現状私の外貨資産は総資産の約30%程度で推移しています。
為替分110/130=0.85になりますので、15%程度の下駄分を勘案すれば、総資産に占める外貨資産の割合は25%前後となります。

そう解釈すると円ベースでは昨年からほとんど運用資産は増加していませんでした。

資産運用における為替のプラス分はなんちゃってボーナス程度に考える

本来資産クラス本体の上昇に伴ってその成果が実感できます。本来為替で利益が出たところでランダムウォークで動く為替分は増えるにしろ減るにしろ、あまり嬉しくはありません。

円以外の資産を持つ意味が昨今の為替相場で重要視されていますが、為替は投機的な色彩が強いものなので、今回の円安もなんちゃって下駄分として資産増加はなかったものとして浮かれないようにしたいと思います。

それにしてもドル円はどこまで安くなるんですかね...

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