2021年1月19日火曜日

投資にまつわる外国課税のはなし



コロナが普通の風邪になるのはいつごろなの?
過去の事例から見るとパンデミックから2年ほどかかるみたい。
来年春頃になるのかな~。いまのところ変異株も毒性自体は高くないのは不幸中の幸いですね。
は~やく来い々、普通生活。


外国株式から配当金が出たりするとダブルで課税されてる

ご存知の通り、米国など外国籍の個別株やETFを保有していて配当を受けると、現地国の所得税を源泉徴収されます。
米国株式の場合ですと、原則10%が源泉課税され、国内所得税20%と合わせると30%近い税金がかかります。
ちなみに売却益に関しては二重課税はありません。

投資信託等に係る二重課税調整について

昨年から国内籍の海外に投資する投資信託等は現地課税を調整して、国内所得税と同等になるようなりました。(すばらしい!)

出所:楽天証券

国内の運用会社が販売してる投資信託やETFはこの処理の恩恵を受けるわけで、いわゆる全世界株式やSP500などに連動する投資商品に関して、ほぼほぼ海外ETFなどで保有するメリットはなくなりました。

この二重課税調整、外国個別株や海外ETFの分配金にも範囲を広げてくれればそれなりですが...

国際分散投資は国内運用会社の運用商品で必要十分な時代になった

国内運用会社のインデックスファンドは税金に関しても良いサービスをしてくれるようになり、信託報酬が多少高いというデメリットはありますが、それをとっても余りあるメリットがあります。

なんといってもいろんな意味、”手間がかからない”ということ。
カウチポテトな投資生活を切望している人にとっては運用に関する手間はできるだけ省いたいものです。
特に確定申告に関する作業はサクッと行い、スッキリしたいです。

私としては現在保有している海外ETFは国内籍のモノに振り替えたいと思っているのですが、一般口座で保有している海外ETFに関しては頭を痛めているところです。
というのが、いまのところ一般口座から特定口座への振替ができませんし...

今のような投資環境が20年前に整っていればな~とふたたびつくづく思うのでした。

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