2020年9月22日火曜日

マイナンバーカードとマイナポイント制度


とうとう4連休最終日になりましたね。
セミリタイア生活をしていると本当に暦感覚が麻痺してきます。メディアに触れて初めて「あそうだった。今日は日曜日だったんだ」ということが多くなりました。
いつまで続けることができるかはわかりませんが、この感覚を継続していきたいものです。

さて、本日はマイナンバーに関する話題です。

 マイナンバーカードとマイナポイント制度

先日投稿した日本社会を被うセキュリティ意識の低さの記事にも書きましたが、マイナンバーカードの発行手続き自体も面倒くさいし、マイナポイント紐付け作業も複雑です。
ホントその場限りで、適当感が満載なんです。「上から言われたからとりあえずやってるだけ」雰囲気で溢れています。役場の担当者自体も手続きのことを理解しておらず、「なにこれ」って感じです。

サイボウズの青野社長がこの制度のことを的確にまとめてくれています。
ちなみに私は先日も申したとおりマイナンバーカード申請自体を取りやめています。
いずれ義務化されると思われますが、現状5000Pがもらえることに対する”時間単価”は全く割に合わないです。このまま継続されると恐らくは大きな問題が発生することが予想されますね。

 マイナンバーカードを否定しているのではない

最も効率的な国民管理をしようと思えば総背番号制度を導入しないといけません。効率面を考えれば良いことばかりだと思います。
私はそこをもっと掘り下げて、そして何か不具合が起こったときの危機対応を確立してからPRしてほしいと思うのです。
ポイントが付くからカードを作らせ、後でなにか起こったときは知らぬ顔をするのは如何なものなんでしょうかね。

 お国がPRしてくる制度は罠が多すぎる

今回のマイナポイント制度はもちろんですが、いろんなお得制度があります。
でも普通のサラリーマンにはほとんど恩恵を受けないものが多すぎです。
ふるさと納税、高等教育無償化、移住に関する助成、雇用保険、健康保険の免除制度、GO TO〇〇もしかりですね。

「”但し”なになにの場合は適用されません」という項目が小さく書かれていることが多いです。そしてその項目はたいてい普通のサラリーマンでは到底適用されない制度になっていることがほとんどです。

 小さな行政が望ましい

社会時代が超複雑化してしまった現在、普通の人が制度全てを的確に把握するのは無理です。ITデジタルによるオートメージョン化で行政をスリム化することは確かに重要課題です。それと並行して行政組織のスリム化する必要があります。
わざわざ役場に行く必要ないようなことをなくして、本当に困って相談にのってくれるような場所に変身してほしいです。

地方自治体の完全民営化が究極の形になるかな...

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