2020年6月10日水曜日

つみたてNISA、保有ファンドを売却しました!

NASDAQ総合指数がついに10,000Pを達成しましたね。ITバブル時の高値が5,000P位でしたから、それはバブルでなかったのかな?もっとも当時とは構成銘柄が大きく変わっていますが...

今日は我がNISAファンド売却についての話です。

先日、つみたてNISAストップします!という投稿をしました。2年前から”有利”という宣伝文句の影響を受け、なんとなく始めたつみたてNISAですが、NISA制度のメリット(税制上有利?)対ディメリットを勘案した結果、昨日保有ファンドの一部を売却し特定口座に振替えました。
これによってポートフォリオに与える影響はほぼありません。ほんの少しだけ利益が出ましたが、その分は再投資という形で特定口座保有額に反映されます。

この行為に至った経緯は損益通算という税制なんですが、これは事業をしている経営者なら至って普通な考え方なんです。投資と事業は若干の違いがあるのですが、基本的な考え方は同じです。どの事業者も確定申告でこの申告をしているはずです。

事業者の場合ざっくり次の4項目で損益通算できます。(詳しくは国税庁のHP参照)
・事業所得・不動産所得・総合課税の譲渡所得(ゴルフの会員権、土地や建物、株式以外の売却に対する課税)・山林所得

利益の出た所得を損失の出たものと混ぜ合わせて、その合計を税申告するのです。
大事なのは確定申告をするということです。これをしないとお上は傍若無人に課税してきます。
私はこの確定申告をするということが、どれだけお金の学びにつながるかわからないと思っています。お金の勉強というといわゆる資産運用することに偏りがちですが、この税金に関する知識は投資することと表裏一体と言えるほど大事な知識です。

確定申告をする機会を奪われているサラリーマンこそ、資産運用を通じてやってみましょう。社会の仕組みが垣間見えてくると思います。
また、ジョブ型雇用採用で居場所を失ったサラリーマンはこれを機会に自分の棚卸をして、起業するのも一案かもしれませんね。

以上私のNISAに関する投稿は今回で終了いたします。

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