2020年6月9日火曜日

アルゼンチンの株価も暴騰しています!

先日夏用のマスクはないのかを言っていましたが、販売されているんですね”ひんやりマスク”。冷感素材を使用していて通気性が良いとのこと。これなら大人はもちろん、子供さんやお年寄りにも最適ですね。
各マスクメーカーさん、グッドジョブ!

今日は通貨と株価の不思議な関係についての話題です。

NASDAQ指数、最高値更新ですね。少し違和感がありますがそれも現実です。
今回はメインストリームではなく、南米アルゼンチンの金融のことを調べてみました。

アルゼンチンといえば、マルコを思い浮かべてしまうのは私だけ?でしょうかね。母を訪ねて3千里をよく見ていたことを覚えています。大草原が広がり、豊かな農地がどこまでも広がっている農業国というイメージがあります。

ところでみなさん、アルゼンチンの株価総合指数をご存知でしょうか。
通称メルバルという名前で呼ばれ、こちらもなんと6月4日に史上最高値を更新しています。
メルバル指数(Investing.comより引用)
アルゼンチンといえば、通貨ペソがデフォルト寸前というのが金融市場での噂です。何とアルゼンチンは過去に9回もデフォルトをしているんですね。まったくもって信用のない通貨で、過去10年間で通貨価値が15分の1になっています。
アルゼンチンペソ(HS証券HPより引用)
アルゼンチンの金利は現在、なんと50%程度あるそうなんです。うらやましい?!ですね。インフレが進まず、通貨価値が下がらないなら、アルゼンチンの銀行にお金を預けておけばノーリスク?!で1年で1.5倍になるのです。マンガのような世界、でも現実にアルゼンチンで起こっている現実の世界です。

株価は10年間で20倍以上上昇しています。でも通貨価値は15分の1に下落していますので差し引きしますと国際的見て少し上がっている程度ということになりますかね。
別の意味、通貨の下落に対して株式は値を保っているとも言えます。

通貨の激しい下落や強いインフレに対して株式を保有することは、フロンティア新興国でも通ずるということが分かりました。
何がきっかけで通貨の激しい下落が始まるかわかりません。今後国力の低下が否めない日本、国の政策如何では通貨の切り下げなども十分ありうることです。

世界的リフレ政策で株式が大反騰している中、ゆくゆく各国政府が何をしようとしているのかを少し考える必要がありますね。
大暴落と大暴騰を演じるアルゼンチン総合株価を見てそんなことを思いました。

それにしても、アルゼンチンの人々はどのようにお金の運用をしているのか気になりますね。
どなたかアルゼンチンにお知り合いの方がおられましたら、一度教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

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