2020年12月26日土曜日

「週30時間労働制」で日本は変われる

 


 少子化はもう誰にも止められない

昨日の日経電子版記事

公的推計の10年以上も早く少子化が進んでいるようです。もっとも公的推計の数字って何に関しても甘すぎですよね。どうしてそんな甘い数字を公表してるのって感じです。
いつもながら役場の数字には何か思惑がありありですので、ほんと頼りになりません。

コロナ禍は長引くのが目に見えていますから、来年には”想定より20年早く少子化が進む”なんて記事が掲載されるかもしれません。

 労働時間を子育て世代に合わせて構築すべき

本当に子育てを応援したいなら、すべての労働者が1日6時間、週30時間の基本労働でやっていくべきではないかなと思います。
小学校を上がるまでは16時に退社、閉局し、余裕をもって子供と接すことができるようにしないとだめなのではないでしょうか。

日本は人手不足なんて大嘘です。人が余りまくっているんです。
仕事しようとしないのは社畜扱いされるからです。もっと柔軟な働き方ができて、もし収入が足らない場合は公的な補助が当たり前に支給される、そんな社会にしないと子育てしたいと思わなくなっているのです。

 ワークシェアリングすることで見えてくる未来

”一億総活躍社会”っていうなら、そうできる環境を先に整えてから言うべきだったんです。
少子高齢化なんて何十年も前からわかっていたことなのに何をしていたんでしょうね。

人間50歳も超えると週40時間労働のしんどくなってきます。通勤時間を入れるとそれどころではありません。そんな環境を放置しておいて死ぬまで働けだなんて、誰が受け入れるのでしょう。一部のスーパーマンをクローズアップしてあおるのはやめてほしいです。

気軽に労働市場に入ってこれる体制を整えないと、働くことができる人々はマーケットには戻ってこない。
本当の意味のワークシェアリング体制を整えて、みんなで分かち合う社会が新しい日本の働き方になるのではないでしょうか。

 コロナ後の世界は新しい日本になって欲しい

コロナがもたらした数々のできごとが世界を変えつつあります。
高齢化で世界の最先端を行く日本だからこそできることがたくさんあると思います。

いずれ世界も高齢化が進み、今日本で進んでいることが世界中で起こります。
テクノロジーの進化は凄まじいですが、人間は古来からそれほど進化していません。
そこに日本が歩むべきヒントがあると思います。

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