2020年6月14日日曜日

日本人の幸福度を上げる方法

”晴耕雨読”という言葉がありますが、雨の日は読書はいいですね。今は「Youtubeを見る」になるかもしれませんが、皆さんは雨の日の多いこの季節は何をしてお過ごしですか?

今日は社会保障についての話題です。


日本人の幸福度ランキングは62位という位置について自分なりに考えてみました。

皆さんが幸せを感じるときはどんな時でしょうか?

希望している学校や会社に受かった時、金曜日の夜仕事から解放されたとき、恋人と一緒に時間を共有しているとき、ペットの猫の表情を見ているとき、欲しいものを手に入れたときなどなど人それぞれその感じ方は異なります。
また性別や年齢、居る環境、時間などによっても違ってくると思います。

でもほぼ共通することがあります。それは感じるということは人間の中にあるということです。つまり精神的な部分が多分に占めますね。
いくら物を多く所有していても、それは物がそこにあるだけで、幸福を感じるのとは少し違うような気がします。

北欧諸国の多くは広い意味での社会保障が充実しているのです。

たとえば教育費は大学院まで無料で学べる、学ぶということに関する費用は少なくて済む仕組みになっています。また高齢者も無料で学ぶことができ、生涯教育においても充実していますね。この学びはより精神的な成長を高める効果もあると私は思います。
教育レベルの高さが富の源泉ということにもつながると思われ、ずいぶん以前からこのような国の制度ができているのですね。国の文化になっていると思われます。

あと、医療費も基本無料だそうです。教育レベルの高い人が多いのでモラルのレベルも高いことが予想されますので、必要もないのに暇だから病院に行くような人もいないようです。
国民の意識の高さが重なって幸福度の充実につながっているのでしょう。

このようにリターンがよく見えるようになっているため、いくら税率が高くても人々はそれ相応の負担を前向きすると思います。この前向きな姿勢も幸福の一種ですよね。

私は日本人の幸福度を上げるのはやはり広い意味の教育の充実が一番だと確信しています。
いわゆる受験戦争にたとえられるお勉強の教育ではなく、人生スパンで見たところの教育が必要で、もちろんそこには投資や税金に関する教育もあってしかるべきです。

既得権益を守ろうとする今の日本の官僚制に基づいた政治を捨て、人間の幸せに基づいた政事をして欲しいと強く願っています。

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