2020年6月7日日曜日

インパクト投資について

もうほぼ真夏な日々が続いていますね。高温多湿な日本、実は私はけっこう好きなんです。というのも夏場の方がなんとなく体の調子が良く、快適に過ごせるからです。
血圧にも夏場の方が良いみたいですし...

今日は社会的責任投資についての話です。


Global Steering Group for Impact Investment (GSG)国内諮問委員会のHPより
❝ 「インパクト投資」は、社会的事業を行う企業、組織、ファンドへ投資することによって、社会的成果と財務的リターンの両立を目指すものです ❝
それにしても
EGS(環境、社会、ガバナンス)やSDGS(持続可能な開発目標)にしてもどうしても横文字だらけの言葉が氾濫しますね。しかもわかりずらい。
特にSDGSは17もの目標があり、すべて達成するのは人間の脳力の限界を超えており、もう少し絞ってはと思うのですが...

私のインパクト投資の解釈は、「他人を思いやって生きていこうということを強く押し出し、社会さまざまな問題を仕組みによって解決をしていこうとしている企業を応援して、かつ運用リターンも得る投資のこと」と理解しています。
なんとなく欲張りな投資ですね。でも個人では到底できないことを組織ならできることを証明してくれていると思えばよいですね。

私が注目しているのファンドが2つあります。
一つは、三菱UFJ国際から販売されている-ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド (愛称:ポジティブ・チェンジ)です。
❝ 「ポジティブ・チェンジ戦略」では、持続可能であらゆる人々を受容する世界の実現に向け、好ましい社会的インパクト(社会的変化)をもたらす「インパクト・テーマ」に沿って、重要な社会的課題の解決に資する事業活
動を、公正かつ誠実に行う企業の中から、投資機会を発掘します。 ❝
主なテーマは4つ、①平等な社会・教育の実現、②貧困層の課題解決、③環境・資源の保護、④医療・生活の質向上に向けた米国だけではなく、世界中の素晴らしい企業投資をしています。
運用パフォーマンスも素晴らしいものがあり、社会貢献プラス運用利回りの追及を求める人には良いファンドではないでしょうか。

もう一つは、三井住友DS-世界インパクト投資ファンド(愛称:Better World)です。こちらはウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピーが運用しているようです。
主なテーマは3つ、①衣食住の確保、②生活の質向上、③環境問題になっています。

両方とも信託報酬は高めですが、「世界には様々な観点から社会問題解決に向け頑張っている企業がある」ということを知る機会、という意味でも投資に値するのではを私は考えます。
現在は保有していませんが、サブ投資的な位置づけで積み立て投資を行う予定にしています。

どんな企業も社会的責任がありますので、インデックス投資をすること自体インパクト投資もしているようなものですが、インパクト投資を通じてさまざまな社会問題を発見する良い機会にもしたいと思っています。

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