昨日からの豪雨で地元の電車が運行制限をしたりして、結構大変です。ふう~。梅雨になったばかりですが、なんとなく梅雨末期の前線停滞のような雰囲気の雨ですね。
みなさま、気をつけましょう。
今日は投資書籍に関する話です。
このような現象はよくあることなんですね。
と言いますのは”儲かった?投資家”がたくさん出てきた時に、その投資手法を紹介する書籍が出版されます。
2000年初頭のデイトレード本、2004年頃のバリュー投資本、2007年頃の為替スワップ投資本、2011年頃の主婦FX本、2014年頃からのインデックス投資、2017年頃の10倍株投資本、そして最近の米国株投資本。
おおよそその時代に財を築いた個人投資家達の武勇伝が書籍化されています。世に言う”億り人”になった方々の物語になります。
たくさんの儲かったであろう投資法が紹介され、廃れたていったものもあります。
タイトルで言う「投資本が出たときが、いわゆる”炭鉱のカナリア”になった」ケースも多く見受けられました。
では今回の米国株投資本はどうでしょうか?
結論から申し上げますと今回の米国株投資本は「炭鉱のカナリアにはならない」と思います。
絶対に儲かる投資法はありませんが、米国株投資を含むインデックス投資は負けない確率が高い投資法だからです。
書籍が世に出るとそのテーマのみが注目されがちですが、本を出版された方々は、おそらくその投資だけをしているわけではなく、いろいろな投資でリスク分散されていると思います。
投資で一番大切なのはリスクを管理することです。リスクとは一般言われる危険なこととは違い、不確実性のこと。ボラティリティの高いものをリスク高いと考える金融的な考え方になります。
米国株投資を始めとするインデックス投資は、このリスクがある程度限定された?!再現性の高い投資法になりますかね。(といっても米国株のみで投資した場合もその投資額が半分になることもありますが...)
個人が投資のプロたちと戦えるツール?が今回の米国株投資を含むインデックス投資です。
ということで結論、最近出版されているたくさんの米国株投資本はまっとうな投資本ばかりです。でも決してそれに集中投資するのではなく相関性の低い運用商品などをミックスして資産運用されることをお勧めします。
今回の時代の寵児たちは、いつの世もすたれない投資理論を備えた素晴らしい個人投資家ばかりだと思いますので、この機会に視野を広げるために読んでみたいと思っています。
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