2020年6月17日水曜日

年金支給額っていくら?

ここ数日のマーケットの動きは煌めいていますね。私の最大の謎は誰が株式を買っているのかということです。いつか本質をつかみたいと思っているのですが、その謎は解けていません。「もう知っているよ」という方、是非教えてください (^^ゞ 

さて今日は年金の話です。


結論から申し上げますと直近統計上、日本人のサラリーマンだった人の平均受給額は約145,000円です。年額174万円ということです。これが現実です。

これってどうなのという微妙な金額ですね。学校を卒業して、数十年間真面目に高い保険料を納めても、「これっぽっち」って感じです。
しかも、この額面で手取りはおそらく2割くらい低くなるのではないでしょうか。

現在の年金は部課方式という現役世代の支払った掛け金を年金受給者に支払うようになっており、制度上無理があるのは自明のとおりです。
”年金なんかもらえない”、”年金は破綻する”という根拠もこの部課方式を採用しているからなんですね。

ここで詳しく厚生労働省が公表している統計データを見てみました。


いずれも2018年度年金事業の概況より抜粋

年金総額に関しては漸増していますが、こと厚生年金部分に関しては減っているのです!!
おそらく高齢者雇用は進み、受給するのが遅れているためだと推測されます。

さすが日本の官僚のやることは違いますね。最近ニュースで話題になっている70歳定年制は官僚が仕組んでいる罠?!です。70歳って...。ほぼ隔世感のある厚遇公務員侯爵はそれでいいかもしれませんが、みなさん、70歳まで働きたいですか?
今の日本の官僚の封建時代の考え方は江戸時代以前と何ら変わらないのです。
男性の健康寿命は平均72歳です。なんでも思うようにできる?時間があと2年しかないんです!(しかも平均です)

江戸・明治時代と同じことをしてる日本の官僚行政のことはさておき、自分たちで出来ることはやっておく必要があります。もちろん社会のセーフティーネットを使うこともできる場合もあるのですが、それは極端なケースである場合がほとんどです。一般人はもっとも損する中途半端な部類に入り、セーフティーネットは使えないものとして自身の将来を考えるべきなんです。

考えれる対策としては、
資本主義社会は、出来るだけ資本家の側になった方が有利にできています。労働者側にいるといつまでも搾取され続けます。
資本家の側に回るというのは、何も自ら起業して事業を起こすことのみを言うのではなく、資本主義社会システムのメリットである株主になるという方法を利用する手があります。
個別株でもいいし、インデックスファンドでもいい、アクティブファンドでもいいと思います。

10年前とは劇的に変わった投資環境を十分に生かし、資本家の側に回ることで、自分以外の自分より優秀な人に働いてもらって、その利益の一部を享受されてもらいましょう。
複数の収入源が必携の時代になりました。自分のリソース以外に、ある意味レバレッジを利かした生き方が当たり前になるのはもうそこにきています。

人生後半は「自分の考えでやっていく」そんな選択肢を選ぶことができる人生にしたいものですね。
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