2020年5月23日土曜日

私が米国株だけに投資しない理由

夏用のマスクが出てきたようです。マスクが一つのファッションツールになる日も近いかもですね。

今日は個人的な投資先の見解です。


今回のNASDAQをはじめとする米国株の回復力は見ていて、正直うらやましく思います。 
もし10年前米国株のみに集中投資していれば、運用成績は今とは違ったものになっていたことでしょう。 (それも今だから言えることですが)

株式の投資先として米国が一番効率的な市場だと分かっているから、米国株だけに資金を振り向けるべきだという意見が多いのは、ごもっともなことだと思います。
実際私も世界中を見渡すと、投資商品の豊富さはもちろん、法律整備、企業の株主第一主義、国民の株式への投資意識などなど、どれをとっても米国が最も有望な投資先であることは疑いようがありません。

でも、なぜ私が米国株のみに投資しようとは思わないのでしょうか。

アメリカに何が起こるかわからないからです。
たとえば、もしアメリカ全土にわたる大地震があったとしたら、どうなるでしょう。もちろんその時世界の各国が支援活動をすると思いますが、かなりの期間米国の企業活動が止まることになります。一般市民が生活を維持するのが不可能になることだってあり得ないわけではないのです。
そんなSF的なことはないですよと皆さんは仰ると思います。でも現実にSF的な世界が今起こっています。

もちろん米国株が暴落したら、世界中の株式も同じように暴落するでしょう。でも、災害が起こってない国は通常の生活を続けることになりますので、米国株より早く立ち直っていくと思います。
各国が米国を助け、米国も復旧していく、そしていずれは米国株も息を吹き返すことになることでしょう。

私たちはこの青い地球という一つの星で同居しています。誰かが傷んだ時は助け合っていくべきなんです。
よく地域分散が投資では鉄則と言われます。
いい年して、何をお尻の青いことを言っているのだと感じられる方もおられるでしょうが、私はもっと広い分散意味で”人分散投資”として世界中の人が含まれ、人々の顔を思い浮かべることができるファンドを保有し続けたいと思っています。

アフターコロナ後の世界を考えていて、そんなことを思いました。年ですね(笑)

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