2020年5月12日火曜日

マーケットアノマリー

今日はマーケットのゆがみの話。


ウィキペディア(Wikipedia)のアノマリーページを引用させてもらいます。
❝ アノマリーとは、効率的市場仮説と矛盾するような金融市場の価格およびリターンのねじれ現象をさす ❝
 とあります。

要は通常現れることは違う不思議な現象のことですかね。
アノマリーは多数存在します。その中で小型株効果は私の投資ポリシーを決めたといっても過言ではありません。

どうして小型株アノマリーフリークになったのか?
「株式投資の新しい考え方―行動ファイナンスを超えて」というアメリカの経済学者ロバート A.ハウゲンが書いた本を読んだことが影響しています。

以前小型株のアノマリー記事で書いていました。
(ちなみに小型株効果とは、小型株で構成されたポートフォリオは、市場平均よりも相対的にリターンが高いという事象のこと)

近年の市場平均との比較をしました。(比較大好き人間です)

米国Yahoo financeより引用
(紫:QQQ ピンク:SP500 空:VB(小型株) 青:VT(全世界株式))

リーマンショック以降も、しばらくの間小型株アノマリーは健在でしたが、GAFAの存在感増すとともにそれが影をひそめています。
まさにGAFAが世界の株式市場を駆逐したといってもおかしくないですね。

GAFAアノマリーがあるのかわかりませんが、まさにGAFA効果絶大です。

アノマリーは過去の、ある期間に存在したものでしかないのかな~。それとも再び小型株やバリュー株の優位な時代がやってくるのか。

私はマーケットも人間と同じなので歴史は繰り返されると思っています。
頑固おやじのつぶやきでした。

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