ナシーム・ニコラス・タレブの名著を読み返し自分を戒め、リスク管理を強めようかと思います。
GPIFの2013年度の運用実績が10兆2207億円の黒字、運用利回りがプラス8.64%であったと発表されています。株式市場は楽観色が支配し始めていますね。良いニュースばかりが目につきやすくなっています。私のポートフォリオもすべての資産クラスがプラスリターンになっています。こんな事は今までなかったことです。ということは投資している人のほとんどがプラスリターンになっているということかな。ありえない現象だと思います。
また、最近の低ボラタリティも経験したことのないような気持ち悪い感じです。いったい金融市場に何が起こっているのでしょうか?嵐の前の静けさかもしれません。何かきっかけ待ちのようなニオイモします。金融資本主義の完全復活になってしまったのかな~。
でも米国を始めとして、欧州そして日本もマネーをジャブジャブにして株高を演出しているだけだと思うのです。それが資本主義だというのならそれに従うしかないです。
確実にいえることは債券バブルのダムは満水状態になっているということです。いつ決壊してもおかしくない。ダムの決壊によって誰がばばを引くことになるのでしょうか?それに伴う金融市場の混乱は想像を絶するものになるかもしれません。リーマンショックどころではなくなるような気がします。特に日本のBSはひどいように思われます。日本は他の国に膨大な債券を持っていることはわかりますが、金融市場の混乱はそれをも制御不能にしてしまう可能性があるかもしれません。
悲観的なことばかり書きましたが、そんなこともあることを想定していくことも大事で花かなということで記事にいたしました。
このまま、楽観相場が永遠に続くことを願って・・・。
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