ユーロ圏の国債金利が急騰していますね。終にドイツ国債までも入札が不調になっているようです。
新書で先にご紹介しました「2012年、世界恐慌 ソブリン・リスクの先を読む (朝日新書)」をもう一度読み直しています。
残念なことに、この本に書いてあるとおりの展開になってきています。
この本の最終章に最悪のシナリオがストーリー化されています。前触れもなく始まる世界的金融危機から大恐慌へ突入するというあらすじになっています。書いてあることが現実化することがないように祈るだけです。
私はならないと確信しています。というのは人間はこれまで数々の恐慌を経験しています。歴史的にあってはならないことを知っていると思うからです。また、日本はバブル崩壊後の不良債権を処理して来ました。その判例がある以上恐慌に至らないように各国が知恵を出し合って、時間はかかると思いますが解決の方法を導き出すことが出来ると思うからです。
今後ヨーロッパの金融機関の損失処理に膨大な金額が必要になってくると思いますが、今回の危機の解決に日本が財政政策、資金、国際協調などで先頭になっていい方向にもっていくようにすべきではないでしょうか。
それが強いては日本の本当の意味での復活につながるように気がします。皆さんはどう考えですか?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 comments:
コメントを投稿